マルバーン・パナリティカルは、コンパクトで強力な蛍光X線分析装置(XRF)Epsilon 1(イプシロン1)をリニューアルしました。今回のリニューアルで、従来から定評のある迅速で再現性のある元素分析に加えて、更に高い精度での測定と設定の柔軟性を実現しました。
大型のベンチトップ型XRFのパワーと感度を、卓上型のコンパクトなシステム
で再現可能に
Epsilon 1の設置面積は、A3用紙サイズに近い395mm×375mmと、省スペースです。省スペースながらも堅牢な設計により、「現場」に設置することで、すばやいスクリーニングや、プロセスコントロールが可能となりました。ラボにおいての前処理と搬送要件が軽減されることにより、大幅なコスト削減につながります。
感度が約3倍になり、精度の高い測定を迅速に実行可能
新しいEpsilon 1では、高出力X線管球と新規に搭載した検出器の統合により、感度が約3倍となり、精度の高い測定を迅速に行うことができるようになりました。迅速かつ正確な定量性は、医薬品、食品、土壌、鉱物中などに含まれる微量金属元素に非常に有効です。
さらに堅牢性を改善させ、現場環境下におけるほこりや油などの汚染を防止し、高輝度タッチスクリーンの採用で操作性も向上しました。
産業別・事前に検量線校正済みで、納入後すぐに使用可能
操作性については、面倒な設置手順をシンプルにしてすぐに測定が開始できるよう、特定のアプリケーションに対応して事前校正したバージョンも用意されており、納入後、迅速に測定を開始していただけます。
アカデミア向けに特別価格も
Epsilon 1 アカデミアは、今回のリニューアルから大学・公的研究機関様向けの特別価格をご用意しており、よりご導入いただきやすくなりました。詳細は、こちらのチラシをダウンロードしてご覧ください。 |
「新世代のEpsilon 1は、その優れた性能と高い柔軟性と使いやすさで、広いアプリケーションで卓上型XRF分光計の展望を変えることになるでしょう。以前は高価な大型機器でしか得られなかった強度と感度が、堅牢で手頃な価格のポータブルシステムで実現しました。」