SMALP(スレイン-マレイン酸脂質粒子)の国際学会で当社製品を用いたデータが発表されました
3月20日に開催されたSMALP2020 Web conferenceで、Malvern PanalyticalのVerna Frascaが発表を行いました。
スチレン-マレイン酸脂質粒子(SMALP)は、膜二重層とスチレン-マレイン酸(SMA)コポリマーの相互作用から作られたナノディスクで、SMAおよびその他の関連する両親媒性ポリマーは、自然に膜を可溶化してSMALPを形成します。
膜タンパク質含有のSMALPの形成の際、通常、可溶化に使用される従来の界面活性剤は必要ありません。SMALPは本来の膜タンパク質がその活性と構造を維持できるようにするための、生化学的および生物物理学的ツールとして大きな可能性を秘めています。SMALPは膜の脂質を維持することもできるため、ネイティブの膜タンパク質複合体の機能的、生物物理学的、構造的特性評価を進めることができます。SMALPはDDSの技術にも影響を与える可能性があります。
SMALPネットワークは SMALP技術、材料、およびベストプラクティスの発展に焦点を当て、研究者や産業の国際コンソーシアムです。コロナパンデミックにより計画は変わり、Zoomでの開催となりましたが、3月20日に開催された国際学会を後援しました。
主な講演テーマは以下の通りでした。
- SMALPを使用した、生物物理学的および構造的特性評価のために膜タンパク質を安定化(Cryo-EMを含む)
- ポリマー設計の進捗
- SMALPの形成と分析のベストプラクティス。
Malvern PanalyticalのVerna Frascaは本学会の第5セッションで、SMALPの生物物理学的な分析をテーマに、ゼータサイザー、Omnisec、MicroCal ITCおよびMicroCal DSCなどのデータを用いた発表を行いました。
※当社が発表したデータをご覧になる方はこちらから(英文資料です)※
また、SMALPネットワークは、6月19日と9月18日にもWeb開催での学会を計画しています。
※会議への参加、SMALPネットワークメーリングリスト登録する場合はこちら(外部サイト)から※
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