AutoChem III

1台の装置で行う触媒特性評価ラボ

  • サンプルとガスの優れた温度制御、特許取得済みのガス混合、100%アップしたセンサ感度で業界トップレベルの精度を実現
  • 急速冷却機能とTPR用非低温水分捕集、また、最も使用頻度の高いガス流を事前配管し、1日あたりの時間を節約
  • ガラス真空フラスコや低温液体、高温器具の複雑な操作が不要なため、オペレーターの安全性が向上

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概要

AutoChemはMicromeriticsの技術であり、触媒反応性評価において最も広く使用され、最も多く引用されているシステムです。また、化学吸着および昇温プログラム反応において最も自動化され、高精度なシステムでもあります。

新型AutoChem IIIは、1日の作業時間を節約し、最高感度で再現性のある測定を行い、オペレータの安全性を強化する設計が期待を超える性能を発揮します。

  • パルス化学吸着
  • TPR (Temperature Programmed Reduction :昇温還元)
  • TPO (Temperature Programmed Oxidation :昇温酸化)
  • TPD (Temperature Programmed Desorption :昇温脱着)
  • TPSR (Temperature Programmed Surface Reaction :昇温表面反応)
  • ダイナミックB.E.T.(Brunauer–Emmett–Teller)
  • 破過曲線
  • 金属分散
  • 金属表面積
  • 活性表面積
  • 結晶粒径
  • 脱離熱
  • 活性化エネルギー
  • B.E.T.表面積
  • 金属担持触媒
  • 酸または塩基触媒反応
  • 酸化物またはゼオライト触媒
  • 高性能電池アノード素材
  • 燃料電池触媒

機能

  • 独立した4つのゾーンの内部ガス温度制御機能が、蒸気を使用した試験中の結露を防ぎ、信号の安定性を全体的に向上

  • 内部ガスの量が最小になったことで、最も高いピーク分解能が実現し、ガス流の組成を変更する際のテーリングを最小限に抑制

  • 高感度熱伝導率検出器(TCD)は、代替品よりも2倍の感度を実現。少量サンプルの測定や、二次反応の検出が可能となり、結果の信頼性が向上。

  • 温度制御された耐食性検出器が、腐食性ガスに対応。別の装置を破壊するおそれのあるガス漏れから本質的に保護し、高い信頼性と長い運転寿命を実現。

  • 独自のAutoTrap機能で、TPR実験で効果的な水分除去が可能。使いやすいシステムで、1日の時間を節約。

  • KwikConnect保持システムは、ねじ式接続部がなく、従来設計よりも部品の数が半数に減少。試料チューブを迅速かつ簡単、安全に取り付け可能。

  • ダイナミッククラムシェル炉は、最高1200°Cの温度制御と0.1°C/分から100°C/分までの制御された加熱速度範囲を備え、最も低い温度オーバーシュートを実現

  • AutoCoolの統合により、低温液体を使用せず、強制空冷のみよりも素早く炉とサンプルを冷却。1回の実験あたり平均30分、時間を節約。

  • 合計18個のガス入口-調製ガス、キャリアガス、ループガス用にそれぞれ6個の入口を備え、タイプが異なる実験を連続して行うことが可能。実験間の時間を節約。

主な用途

ネットゼロ技術

効率的で効果的な触媒の開発は、持続可能なエネルギーの未来を可能にするCO2の削減と水素経済の継続的な発展に必要なものです。AutoChem IIIは、電解用電極上のH2/O2の吸着と解離の最適化に有用なツールで、反応条件の近くで脱離が起こるかどうかを示し、反応性や選択性などを最適化するために酸または塩基部位を定量化します。

燃料電池

Pt/C、PtRu/C、PtRuIr/Cを含む白金系触媒は、多くの場合、酸化物相の数を決定するための昇温還元法、および金属表面積、金属分散、平均結晶子サイズを計算するためのパルス化学吸着法によって特性評価が行われます。

部分酸化

アンモニア、メタン、エチレン、プロピレンの気相酸化に使用されるマンガン、コバルト、ビスマス、鉄、銅、銀の触媒の特性は、昇温酸化と脱着、酸素の脱離熱および解離を用いて評価されます。

接触分解

ゼオライトのような酸性触媒は、大きな炭化水素をガソリンやディーゼル燃料に変換するために使用されます。これらの物質の特性評価には、アンモニア化学吸着と昇温脱離が含まれます。

触媒改質

シリカ、アルミナ、シリカアルミナに白金、レニウム、スズなどが含まれる触媒は、水素、芳香族、オレフィンの製造に用いられます。

異性化

貴金属(一般的には白金)を含む細孔ゼオライト(モルデナイトおよびZSM-5)などの触媒は、リニアパラフィンを分岐パラフィンに変換するために用いられます。

水素化分解:水素化脱硫と水素化脱窒素

一般的に金属硫化物(ニッケル、タングステン、コバルト、モリブデン)から成る水素化分解触媒は、一般的な接触分解プロセスには適さない、多環式芳香族を含むフィード処理に使用されます。

水性ガスシフト反応

水性ガスシフト反応は、水素のライフサイクルにおける重要な要素であり、ネットゼロ技術への移行を推し進めるものです。銅-亜鉛-アルミナと鉄-クロミアなどが多く見られる触媒の組み合わせは、TPRとパルス化学吸着によって活性を最大化することが特徴です。

システム構成

仕様

温度
室温~ 1200°C
Temperature ramp rates
-100°C~800°C:最大100°C/分
800°C~1000°C:最大50°C/分
1000°C~1200°C:最大25°C/分
Preparation gases
6つの入口: H2、O2、He、Ar、H2/Arなど
Carrier gases 6つの入口: HE、AR、H2/ARなど
Analysis (loop) gases He、H2、CO、O2、N2O、NH3/Heなど

すばやく簡単

新しいAutoChem IIIは、主要な操作を素早く簡単に行えるよう設計されているため、測定に費やす時間を減らして1日の時間を節約し、進捗に時間をかけることができます。

迅速なターンアラウンドタイム

新しいAutoCoolは、実験前と実験中に試料チューブを迅速に冷却する統合型ガス供給システムです。 

AutoCoolは、他のシステムよりも一般的に30分速い冷却を実現し、液体や外部的な支援が不要です。

他の蒸気補足用スラッシュバスはもう不要

新しいAutoTrapが、蒸気を効果的に捕捉します。シンプルで使いやすい。AutoTrapで毎日の調整時間を節約できます。

AutoTrapでは、手間のかかるスラッシュバスの調整が不要です。

メソッドを視覚化する

思い描いたものをプログラムし、プログラムしたものを視覚化します。

新しい MicroActiveメソッドエディタは、AutoChemのメソッドに使用できる直感的なプロセス図解機能が特長です。

メソッドの各工程で視覚的なプロセスの図を活用し、プログラムされた装置の状態を確認しましょう。自分のメソッドを確実に想像通りに図示することができます。

高精度を簡単に実現

AutoChem IIIは、検出器校正の自動化により定量的精度を簡略化します。従来システムは、温度や圧力の変化を無視する基準物質または単一点オフセットを複数回実行する校正を必要とします。

AutoChem IIIは、インジェクションループの温度と圧力の補正を含む特許取得済みのシステムのガス混合機能で、プロセスを完全自動化し、正確な結果を生成して、正確な校正と結果の精度を保証します。このプロセスは高速で自動化されており、オペレーターの介入を必要とせず、他の装置よりも正確な結果を得ることができます。

米国特許No. 10,487,954 B2

サンプルの装填が簡単

特許取得済みの新型KwikConnectは、部品の数を半分に減らし、ねじ式接続部がないため、従来の設計よりも試料チューブを素早く簡単、確実に設置できます。取り付けと取り外しが素早く簡単にできるため、試料チューブの破損リスクが軽減し、スナップ式の開閉部でシステムを完全に密閉できるため安心して使用できます。

米国特許No. 11,105,825 B2

すぐに実行可能

ガスラインの接続のやり直しや切り替えで時間を無駄にするのはやめましょう。必要なときに必要なものが備わっています。AutoChem IIIには18種類のガス流を備えているため、いつでも次の反応評価を実行できます。 

また、適切に混合されたガスを使用することで、設計不良の外部ガス接続によるエラーや、複数のガスの混合でデータ精度が損なわれ、不必要にマスフローコントローラのエラーが生じることがなくなります。

自信のある意思決定を可能にする高精度測定

AutoChem IIIは、自信のある意思決定を可能とする結果を提供します。業界最高の測定精度と再現性(お客様の反応環境に適合する場合)により、確信を持って実行することが可能になります。

オペレーターの安全性の向上

AutoChem IIIは、測定の全段階でオペレーターの安全性を向上し、曝露の機会や危険がはらむ状況を低減します。

低温液体不使用 

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新開発のAutoTrapは、液体窒素などの低温液体を使わずに水分を除去します。また、AutoTrapでは、ガラス真空フラスコでアルコールやその他の溶剤を激しく混ぜ合わせなくてはならないスラッシュバスの調製も不要です。

冷たい触感 

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新しいAutoCoolは、毎回実験を終えた後の試料チューブを素早く室温に冷却するため、高温になったガラス製試料チューブを扱うことなくサンプルを交換し、すぐに次の実験を始められます。KwikConnectの試料チューブ保持システムにより、ねじ式接続部をひねったり別のアダプタピースを使用したりすることなく、1回の動きでチューブを取り外せます。

サードパーティによるテストおよび検証済み 

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Micromeritics製品は、サードパーティによる最高水準の規制への準拠と運用安全性への適合が認められています。別途資格や評価が必要な場合でも、システムの電気的安全性、互換性の要件に適合するか、またはそれ以上の性能が認められているため、自信をもって設置、実行いただけます。

マニュアル

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ソフトウェア

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世界最高感度を誇る化学吸着システム

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