概要
粒子径および、粒子濃度は個々の粒子がアパチャーを通過するときに得られる電気信号から解析されます。個数基準による粒度分布解析が可能で、粉粒体の研究開発、品質管理のために幅広い分野でデファクトスタンダードとして利用されています。
電気的検知帯方式が持つ多くの優れた点に加え、大きさ半分、価格半分というコンセプトで開発されました。
- 測定範囲は0.5-120μm (φ25オプション使用時)
- 高精度・高分解能を実現
- 個数基準粒度分布、個数濃度測定が可能
- 屈折率などの粒子固有の物性から影響を受けにくいため正確に体積情報を計測
- 40秒以下(100μmアパチャー使用時)での短時間測定が可能
動作
電気的検知帯方式とは
電解液中に浮遊している粒子の電気伝導度と、電解液の電気伝導度の間には大きな差があります。
この差を粒子1個1個について検出することによって、粒子の個数や大きさを測定するのが電気的検知帯方式です。