概要

ガス・粉塵防爆エリア対応のインシテック乾式プロセス用粒度分布測定機は、ゾーン 0、1、2 および 20、21、22 に対応し、連続プロセスおよびバッチプロセスの両方でリアルタイム(または手動アットライン)粒度分布測定を行います。 磨耗性のある粉体から食品、高付加価値のある化学品、および医薬品のプロセスモニタリングや制御に使用されます。 代表サンプルの抽出を行うために、プロセスエンジニアがサポートさせていただきます。時間あたり数百トンの流量があるプラントのニーズも満たすことができます。

  • ゾーン0、ゾーン1、ゾーン2ガス環境およびゾーン20、ゾーン21、ゾーン22粉塵環境での使用に対してCEマーキング適合およびATEX認証取得済み(Ex ia IIC T4 Ga、Ex op is IIC T4 Ga、Ex ta IIIC T100°C Da。  Ta = -20℃~+70℃)。 FMバッジ取得、Class I、Division 1、Groups A、B、CおよびD。 Class II、Division 1、Groups E、F および G
  • 特定の製造仕様を満たすようにGAMP5基準に準拠。また、CIP/SIPに対応
  • オペレーターの介在を不要とした、使いやすいソフトウェアと完全自動化運転
  • 既存のプラント制御システムとの統合が容易
  • 95% 以上の高い信頼性、メンテナンスに要するダウンタイムは最低限。高い費用対効果

動作

インシテックの設置は、アプリケーションの独自の要件に合わせて行われます インシテックは、連続モニタリングやアットライン(マニュアルサンプリング測定)から完全自動制御システムまで対応が可能です。 Malvern Panalyticalはお客様のご要望にあったシステム構築に対応できるよう、ハードウェアからソフトウェアまでご提供可能です。 費用対効果を見込めるプロジェクトをご提案させていただきます。

重要な要素

正確なオンライン・インライン粒度分布測定を行うためには、重要な条件があります。

  • プロセスインターフェース
  • 測定の信頼性
  • データ説明と使用


プロセスインターフェース

インシテックは製造プロセスに取り付ける機器で、プラント内でご利用いただく装置です。 装置とプラントの間のインターフェースを正しく設定することは、長期間トラブルのない運転のために不可欠です。

Malvern Panalyticalのインシテックの技術は、ほぼすべての乾式プロセスにて採用されております。 たとえば、100tph 以上の流用の 2 段式オーガー抽出システムから、流量の少ない排出装置、およびフルートまで幅広く対応しております。 またマルバーンでは、プラント配管より代表サンプルを適切に取り出し、自動測定できるノウハウを持っています。

アットライン粒度分布測定機のインシテックは、プラント現場でマニュアル採取したサンプルをその場で測定いたします。 自動連続測定を行うために、インシテックはプロセスライン内やサンプリング箇所に設置されます。

サンプルを適切に分散することにより、一次粒子の測定も可能となります。

複数のサンプリングポイントに 1 台のインシテックを設置し、測定、モニタリングする場合もあります。 これは、測定の頻度についても考慮する必要はあります。

長年の経験に基づき設計されたプロセスインターフェイス:

  • 代表サンプルの自動採取が可能
  • メンテナンスが容易
  • サンプルはプロセス配管に還流されることで製品ロスを防止


試料の測定

インシテックは、粒子径を迅速に測定するためにレーザー回折の技術を採用しています。 乾式システムの場合、1 秒以内に粒度を測定し、瞬間的なモニタリングが可能となります。 そのため、高速で変動するプロセスでも効率的に追跡できます。

インシテックは、プロセス流を直接測定する場合もあります。 そのような場合、プロセス配管中の濃度は変化するため、一定ではありません。 このようなプロセスの濃度変化のために、多くのオンライン粒度分布測定システムでは正確な粒度を測定できない場合がありました。 しかし、特許取得の多重散乱アルゴリズムがインシテックには搭載されているため、正しい粒度分布測定が可能です。 これらのアルゴリズムは、粒子の光散乱に影響を与える濃度の影響を数学的に補正するため、測定はサンプル濃度に依存しなくなります。 測定値はサンプル濃度に依存しなくなります。

インシテックは、信頼性が高く、タイムリーで完全な粒度分布を報告します。 そのため、プロセスを制御するための重要な情報を提供します。

データ説明と使用
インシテックシステムは、プロセスプラント内に組み込まれます。 そしてインシテックは中央管理室から操作され、測定結果が日々のプラントコントロールの決定の要素となります。 強力なソフトウェア パッケージによって、一体化とデータ解釈を簡単にします。

Malvern Link IIソフトウェアは、お客様がお使いの既存の制御システム内でインシテックを統合し、プロセス制御を自動化するためのソフトウェアです。 Malvern Link IIソフトウェアにより、専用PCまたは制御パネルからオンライン・インライン粒度分布測定機の操作が可能です。 特に重要な点としては、Malvern Link IIはインシテックのインテグレートだけでなく、 他の種類の装置との一体化も容易にして、多変数制御も行えます。

マルバーンのRTSizerソフトウェアは、明確で利用しやすい方法で測定データを提供します。 お客様のご要望に合うように、測定結果のレポートをカスタマイズすることが可能です。 インシテックの測定データは以下の場合にご利用いただけます。

  • プロセス状況の理解をより向上する場合
  • 異常値の即時検出の実現
  • 包括的なプロセス最適化のサポート
  • 自動プロセス制御


インシテックでは、3-30μm の微粒子や、200μm 以上の粒子などさまざまな粒子群の粒度のモニタリングと制御が可能です。 最適化されているプロセスの手動制御方法をさらにインシテックは促進し、プロセス制御の完全自動化を可能にします。それにより、費用対効果も見込まれます。

仕様

システム

測定タイプ:
粒子サイズ
測定範囲:
0.1 ~ 2500 µm
測定原理:
レーザ回折法
光学モデル:
Mie 理論
精度:
±2%(検証レチクルによるDv50)

一般

電源:
100/240V
筐体等級:
IP65
動作プラットフォーム:
10 bar(g)
ソフトウェア:
RTSizer (装置制御用) Malvern Link II (システム自動化およびデータリンク用)
機器と PC の最大距離:
500m(光ケーブルを使用した場合、最大 2km)

使用環境

温度:
10 ~ 70℃
湿度:
35 ~ 80%(結露なし)