概要

GPCmaxは、Viscotek TDAmaxシステムの一部として、またはRImax、UV/VisまたはPDA検出器などのその他のクロマトグラフィーへ接続するモジュールとして販売されています。 イソクラティックポンプ、デガッサー、オートサンプラーを内蔵しているGPCmaxは、Viscotek検出器と組み合わせて使用できます。 その操作は、フロントパネルからでも、OmniSECソフトウェアからでも可能です。 以下の機能が含まれています。

  • 溶解ガスを取り除き、安定したフローを実現するためのインラインデガッサー
  • 溶媒の供給が一定レベルにまで低下したことを検出すると流れを止める自動溶離液センサー
  • きわめて低い脈動と安定した溶離液の流れを提供するデュアルピストンポンプ
  • 圧力による衝撃からカラムを守ることでカラムの寿命をできる限り延ばすためのソフトスタート/ストップ
  • 容量可変オートサンプラーは最大120個のバイアルを搭載可能で、試料トレーもオプションで加熱と冷却の両方に対応
  • OmniSECソフトウェアを用いてdn/dcまたは第2ビリアル係数(A2)を特定

動作

GPCmaxは、ポンプ、オートサンプラー、デガッサーを搭載しています。 装置上部に置かれた溶媒ボトルから供給される移動相が溶離液センサーを通過した後、デュアルピストンポンプに入ります。 測定中に溶媒がなくなると、この流れは自動的に停止します。 インラインデガッサーが移動相に溶解した気体を除去し、これにより、接続されている検出器のベースラインが安定します。 このポンプは、幅広い溶媒に(酸性緩衝液にも)対応します。

GPCmaxに内蔵されているオートサンプラーは最大120個のバイアルを搭載可能で、サンプルの経時劣化を防ぐためにこれを加熱または冷却するオプションがあります。 オートサンプラーは、注入量の信頼性、正確性、再現性が高く、マルチ検出器による高分子の特性評価を確実に行うことができます。

仕様

一般仕様

システム:
GPCmax
操作と制御:
OmniSECソフトウェアを使用、またはフロントパネルから
寸法(W x D x H):
55cm x 53cm x 38cm
重量:
37kg

デガッサー

チャネル/体積:
2チャンネル、1チャンネルごとに8ml
性能:
酸素0.5ppm未満(0.5mL/min時)
溶離液センサー:
ユーザーによる選択可、溶離液がなくなるとGPCポンプが停止

ポンプ

流量範囲:
0.01~9.99ml/min
流速正確性:
1%以下(粘度計による測定値)
圧力測定値:
MPaまたはPSI
ソフトスタート/ストップ:
ユーザーによるプログラム可(mL/分/分)

オートサンプラー

最大試料数(標準):
バイアル120個、位置シーケンスを自由にプログラム可
注入量:
注入量は20~150μLの間で可変
再現性(非連続測定時):
0.5% 以下
キャリーオーバー:
0.1%以下 (洗浄設定条件による)
冷却オプション:
4°C – 40℃
最大試料数(冷却オプション付きの場合):
バイアル60個(冷却)、位置シーケンスを自由にプログラム可
加熱トレーオプション:
1つのトレー上は65°Cで固定
最大試料数(加熱オプション付きの場合):
バイアル60個(加熱)、位置シーケンスを自由にプログラム可

使用環境

温度:
15℃ – 40℃
湿度:
35 ~ 80%(結露なきこと)