概要

Viscotekトリプルディテクターアレイ(TDA)は、Viscotek TDAmaxシステムの一部として、またはスタンドアロンモジュールとして販売されており、RI検出器、光散乱検出器、粘度検出器を搭載しています。 カラムおよび全ての検出器を、最高 80℃に温調可能なチャンバーにコンパクトに収納することにより、検出器の安定性を確保し、検出感度を最大限に引き出します。 各検出器が、解析する高分子の情報を互いに補完する形で提供します。

テトラ検出器構成では、紫外線フォトダイオードアレイ(UV-PDA)を追加することで、コポリマーや複合タンパク質における構成比データも得ることができます。

これらの検出器が一体となることで、天然/人工ポリマーおよびタンパク質の濃度、分子量、固有粘度、分子サイズRhおよびRgを測定することができます。 アプリケーションには、分子量、凝集、混合物とコポリマー、分子構造の研究などが含まれます。

  • 90°光散乱(RALS)が小さい高分子およびタンパク質の絶対分子量に対して最も高いシグナル対ノイズ比を提供
  • 7°光散乱(LALS)により、外挿計算を必要とせずに人工/天然高分子の絶対分子量を測定
  • 固有粘度検出器を用いたタンパク質と高分子の構造(分岐を含む)情報の解析
  • マルチ検出GPC/SECを念頭に置いて特別に設計された高感度RI検出器
  • 流体力学的半径(Rh)およびRg単位の分子サイズの測定
  • 多波長UV-PDA検出器を用いたコポリマーまたはタンパク質複合体の構成比解析
  • 21CFR part11準拠
  • GPC/SECにおける3種の校正方法(Conventinal,Universal,Triple detection)が使用可能

どのように測定する?

移動相(およびサンプル)がTDAに入り、GPC/SECクロマトグラフィーカラムを通過します。 カラムは検出器と同じ温度に維持されます。 カラムから溶出した後、溶解してサイズ別に分離した高分子は、UV検出器(もしあれば)を通過した後、光散乱検出器およびRI検出器を通過します。 最後に、移動相は粘度検出器を通過した後、廃棄ラインに排出されます。

RI検出器又はUV検出器がサンプルの濃度に関する情報を提供します。 光散乱検出器は、分子量に応じてサンプルから散乱する光の強度に反応し、大きな分子のRgの計算も可能にします。 粘度検出器は変化する溶液粘度を測定し、分子サイズの尺度であるサンプルの固有粘度を計算します。 絶対分子量と固有粘度のデータを組み合わせることで、分岐に関する情報に加え、サンプルの流体力学的直径を測定することもできます。

仕様

一般

検出器:
Viscotek TDA 305
寸法(W x D x H):
41cm x 54cm x 28cm
重量:
28.5 kg
レーザー安全性:
Class 1
ソフトウェア:
OmniSEC, 入力6 ch、 5Hz データ収集時間に制限なし

検出器1

検出器:
光散乱検出器
測定温度範囲:
室温~80℃まで (全検出器セルおよびカラム)
カラム数:
30cmカラム5本まで使用可
インターフェース:
OmniSECソフトウェアへの6チャネルデジタル入力、外部RIおよびUV/LS用の2つのアナログ入力
寸法(W x D x H):
41cm x 54cm x 28cm
測定原理:
RALS(90º)、LALS(7º)、高効率光学系
光源:
温度制御レーザーダイオード、3mW、670nm
セル:
超低容量18μL
データー取得速度:
100Hzで収集、DSP(5Hz)でOmniSECに

検出器2

検出器:
RI検出器
測定原理:
偏光型
光源:
LED
セル:
45°石英ガラス、12μL容量
パージ:
3モード、マニュアル、オートマチック、プログラマブル
データー取得速度:
100Hzで収集、DSP(5Hz)でOmniSECに

検出器3

検出器:
粘度検出器
測定原理:
ホイットストーンブリッジ型4キャピラリー差分方式
セル容量:
18µL/キャピラリー
トランスデューサー:
デジタルトランスデューサー、過圧保護付き
測定原理:
18µL
パージ:
3モード、マニュアル、オートマチック、プログラマブル
データー取得速度:
100Hzで収集、DSP(5Hz)でOmniSECに

検出器4(オプション)

検出器:
UV-PDA検出器
波長:
紫外線(190nmから500nmまで)または可視光線(430nmから710nmまで)の256chのダイオードアレイ
光源:
重水素ランプ(紫外線)、タングステンハロゲンランプ(可視光線)
セル容量:
10µL
データー取得速度:
OmniSECへのデータ転送 256chデータを 1Hz

測定タイプ 1

測定タイプ:
絶対分子量
測定範囲:
<1kDa – 5x106 g/mol
測定原理:
光散乱法(LALSまたはRALS)

測定タイプ 2

測定タイプ:
固有 粘度
測定範囲:
0.01~20dL/g
測定原理:
4キャピラリーホイットストーンブリッジ

測定タイプ 3

測定タイプ:
濃度
測定原理:
示差屈折率検出

使用環境

温度:
15℃ – 40℃
湿度:
35 ~ 80%(結露なきこと)

サポート

お客様がマルバーン製品をお買い求めになってから、製品が寿命を迎えるまで、マルバーンはお客様を継続的にサポート致します。 お客様によっては、必要時にのみ、ご質問への回答やソフトウエアのアップグレードを必要とされる方もいらっしゃれば、定額料金での継続的なサポート契約を希望される方もいらっしゃるでしょう。 お客様のご状況に合わせ、マルバーンは最適なサポートをご提供いたします。

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