オートタイプのMicroCal DSC (VP-Capillary DSC Auto, PEAQ-DSC Automated) をお使いの方

・VP-Capillary DSC Autoの場合

1)Maintenance関連のメニューより 、セルを超純水ですすぐか、念のため14% DECON90を用いて洗浄を行って下さい。

2)システムチェックとして水スキャン7測定から12測定を実施下さい。測定はRescanではなく、Plateからスキャン数分サンプルとしてご準備下さい。AutosamplerのLiquid handling能力を見る為にも有効です。

測定後のデータを下記の観点でご確認下さい。

観点は下記3点です

・測定開始時のベースラインの位置が、同じ位置にあり、且つ、±1 mcal/min以内に収まっていること限りなく0 mcal/min付近から開始していること

・複数のスキャンで測定されたベースラインが、次第に1本に収束するようなベースライン再現性が確立されること

・ベースライン上にスパイク状のノイズ(大きな局所的DP値変化を伴うノイズ)やギザギザとしたノイズが無いこと

上記観点に当てはまらないと考えられる場合

セルの洗浄が必要と考えられます。次に記す洗浄方法にて洗浄を実施下さい。

<14% DECON90水溶液を用いたClean(y)>

1)超純水をプレートにセットし、クリーニング溶液でClean(y)を実施します。

2) Clean(y)実施後、超純水による測定を2回以上実施し、システムに汚れが残っていないかなどを確認します。(# of rescanは「1」)

3)異常がないことが確認できたらシステムをシャットダウンします。

<クリーニング溶液を用いたClean(y)>

Step1: クリーニング溶液の調整(手袋、保護眼鏡着用)

1)5グラムの水酸化ナトリウムを約25 mLの超純水に溶かします。

2)50 mLの次亜塩素酸ナトリウム溶液(10-15 % 塩素)を1)に加えます。

3)超純水で100 mLにメスアップし、よく混合させます。

(クリーニング溶液の保存方法)

クリーニング溶液は密閉容器に暗所で保存すれば、少なくとも1年間は有効です。

沈殿の析出がみられた場合には保持期限内でも廃棄し、再調整をお願いします。

Step2: クリーニング溶液を用いたClean(y)

1)超純水をプレートにセットし、Advancedタブ内のWith Cleaningの設定Detergent Sourceは「SolvRes3」を選びます。

2) Clean(y)実施後、超純水による測定を2回以上実施し、システムに汚れが残っていないかなどを確認します。(# of rescanは「1」)

3)異常がないことが確認できたらシステムをシャットダウンします。

・PEAQ-DSC Automatedの場合

1)MaintenanceのCell Cleanより 、Rinseを用いてセルを超純水ですすぐか、念のためWashを用いて14% DECON90によるセル洗浄を行って下さい。

2)システムチェックとして水スキャン7測定から12測定を実施下さい。測定はRescanではなく、Plateからスキャン数分、サンプルとしてご準備下さい。AutosamplerのLiquid handling能力を見る為にも有効です。

測定後のデータを下記の観点でご確認下さい。

観点は下記3点です

・測定開始時のベースラインの位置が、同じ位置にあり、且つ、±1 mcal/min以内に収まっていること限りなく0 mcal/min付近から開始していること

・複数のスキャンで測定されたベースラインが、次第に1本に収束するようなベースライン再現性が確立されること

・ベースライン上にスパイク状のノイズ(大きな局所的DP値変化を伴うノイズ)やギザギザとしたノイズが無いこと

上記観点に当てはまらないと考えられる場合

セルの洗浄が必要と考えられます。次に記す洗浄方法にて洗浄を実施下さい。 MaintenanceのCell Cleanより 、Soakをお試しください。もし、Soakで効果が見られない場合には、Custom Cleanによる洗浄を行って下さい。Custom Cleanにはクリーニング溶液が必要です。