粒子径測定、ゼータ電位測定、分子量測定を1台で対応できるナノ粒子・高分子向けの分析装置「ゼータサイザー」のアドバンスシリーズです。
こんな課題を抱えていませんか?
- 塩濃度が高いと正確にゼータ電位が測定できない
- 測定したい粒子が性能限界に近い粒子サイズ
- 得られた結果が確からしいものかわからない
- 分解能に限界がある
- サンプルの変化が早く、測定がついていかない
- 粒子濃度がわからない
6種類の機種からニーズに合わせてお選びいただけます
ゼータサイザーアドバンスシリーズはレーザ出力、光学系の異なる6つの機種をご用意しています。お客様が測られる試料や必要とされる機能に合わせてご自由にお選びいただけますが、万が一ご導入後に上位機種が必要になった際にも、同じレーザ出力同士であれば、アップグレードの対応もしています。
全機種共通の機能として、新しいソフトウエア ZS Xplorerの搭載し、ユーザフレンドリな使い勝手と併せて、測定時間の短縮とデータの安定化を図っています。 レーザはいずれの機種でも、ゼータサイザーナノシリーズと同様に、コヒーレント性が高く、633nmのヘリウムネオンレーザーを採用し、長期的な安定動作を実現します。
赤ラベル機種は高出力が必要な用途や、散乱光信号が弱いサンプルに
赤いラベルの10 mWタイプは生体材料やミセル、シングルナノの粒子など、散乱光が得られにくい分析サンプルに向けた高出力モデルです。
青ラベルは多種多様な試料に対応
青いラベルの4 mWタイプは広く様々な試料に対応した一般モデルになります。
仕様等、各製品の詳細は、以下よりご覧ください。
ゼータサイザーアドバンス8つの特長
ゼータサイザーアドバンスでは、従来のナノシリーズからソフトウェアを一新しました。測定アルゴリズムの見直しにより結果の再現性が向上したほか、アイコンを活用した直感的な測定条件設定画面や、測定結果の品質をアドバイスする機能を強化。これにより、装置導入後すぐに実践的な測定業務をスムーズに開始できます。
Adaptive Correlationは、従来の測定時間やデータ処理では難しかった再現性確保の課題を解決する新アルゴリズムです。
主な特長:
- 計測時間や積算回数を自動調整し、測定精度を向上
- データの安定性を確保
- 操作を簡単に
Zetasizer Pro と Ultra は、従来のNano 系列から継承した特許技術 NIBS®(非破壊性背向散射技術)を搭載し、高濃度測定にも対応します。NIBS®により、DLSで測定できる濃度は ppm オーダーから最大 40 wt% まで拡大し、希釈を避けたいサンプルにも対応可能です。さらに、装置が自動で最適な光学条件を設定するため、初心者でも簡単に動的光散乱測定(DLS)を行えます。
一定電流モードは、特に高塩濃度試料で安定した結果を得るために搭載された機能です。この機能では、電流値を一定に保つことで電気泳動時の電場の形成を安定させる働きがあります。
MADLS®(多角度動的光散乱法)搭載のゼータサイザーUltraでは、前方・側方・後方の3角度に検出器を設置し、それぞれの検出器で得られるDLSの測定結果を組み合わせることで、動的光散乱法でも正確で、且つ分解能の高い粒子径分布(粒度分布)が得られるようになりました。
単一の角度検出でのDLSの結果(左)とMADLS®での粒度分布(右)
6. MADLS®を応用して粒子濃度算出が算出できるようになりました(Ultra赤ラベル対応)
MADLS®(多角度動的光散乱法)を応用して、得られる粒度分布と溶媒由来・試料由来の各散乱強度情報から濃度情報が算出できるようになりました。 ナノ粒子の液中の粒子濃度を測定する従来法であるナノトラッキング(NTA)法と比較しても非常に相関の高い結果が得られます。
ナノトラッキング法とMADLS®との濃度データ比較
最小3μLでのDLS測定に対応した、ディスポーザブルセルをオプションでご用意しています。このセルは沈降の影響が低減できるため、密度調整した溶媒を動的光散乱測定(DLS)のためだけに準備しなくても1μm以上の粒子でより安定した測定を可能にします。 ディスポーザブルの部分はキャピラリーガラスになっているため、必要に応じて洗浄しての再利用が可能です。
ゼータサイザーPro、Ultraではバンドパスフィルターと偏光フィルターが内蔵されており、ソフトウエア上での切り替えが可能です。 動的光散乱法では蛍光を発する粒子は散乱光と蛍光の両方が検出されるとその揺らぎを検出することが難しく、蛍光を除去する必要がありましたが、バンドパスフィルターで蛍光をカットし、散乱光の波長のみを取得することで、蛍光粒子の測定にも対応できるようになっています。 また、垂直・水平2種類の偏光フィルターを通しての測定も同じくソフトウエア上で切り替えができるようになりました。この偏光測定の組み合わせにより、粒子の異方性を推測できる可能性が出てきています。
製薬メーカーでFDAのCRF21 Part11やEU GMP Annex11規制といったバリデーション対応やレギュレーション準拠の必要がある方は、ゼータサイザーアドバンスシリーズと併せて
統合型バリデーションシステムOMNITRUSTもご参照ください。OMNITRUSTはゼータサイザーアドバンスシリーズ全機種に対応しています。
サンプル別アプリケーション