- 広範な粒子径範囲(0.5 μm~1300 μm 以上)により、さまざまな試料のサイズが測定できる
- 20 以上の形態学的パラメータにより、粒子材料をより深く理解するための非常に詳細な説明が提供される
- 試料分散からデータ解析までの SOP 制御により、簡単な自動化された操作で、堅牢で再現性の高い測定を行うことができる
- 自動化された「シャープエッジ」解析により、低コントラストの粒子も検出できる
- 高度な手動顕微鏡モードと対象の粒子に戻る機能により、予期せぬ粒子を詳細に調べることができる
- 高解像度顕微鏡により、最適な画像解析データ用の高品質な粒子画像が提供される
- 自動粉体分散ユニットにより、有意義な結果を得るために非常に重要な再現性の高い試料の分散が実現する
- 専用の試料提示アクセサリにより、懸濁液やフィルターなどさまざまな試料タイプを測定できる
- 高度なデータ解析ツールにより試料を最大限把握できる
- 21 CFR Part 11 ソフトウェアオプションにより規制コンプライアンスを確保できる
モフォロギ 4 測定手順は、次の 4 つのセクションに分割されます。
試料調製
個別粒子と凝集粒子の分散は代表的な結果を得るために重要です。 自動粉体分散ユニットが、乾燥粉末試料の調製を容易にし、高い再現性を実現します。 適用する分散エネルギーを正確に制御できるため、さまざまな材料タイプ向けに測定プロセスを最適化できます。 壊れやすい粒子に対しては、粒子を壊さないように分散し、凝集性が高い粒子については適切に分散します。 モフォロギ 4 の自動試料台に直接取り付けられるアクセサリは、懸濁した試料またはろ過した試料を調製できます。
画像取得
この装置は、顕微鏡で試料をスキャンすることで個々の粒子の画像を取得します。 モフォロギ 4 は、光のレベルを正確に制御しながら上下からサンプルを照射できます。
画像処理
自動「シャープエッジ」セグメンテーション解析または手動制御しきい値のいずれかを使用すると、粒子の検出と各粒子の形態学的特性の範囲の計算を行うことができます。
結果の生成
解析された数千個の粒子のパラメータごとに統計的な代表分布を作成できます。 ソフトウェアの高度グラフ作成、データ分類オプションによって、直感的な視覚的インターフェイスを通じて、測定値からの関連データの抽出が直接的になります。 各粒子に対して個別に格納されているグレースケール画像では、定量的な結果を定性的に検証することができます。
一般
- 技術:
- 静的自動画像分析
- 粒子サイズ:
- 0.5 µm~1300 µm(用途により上限を超える場合もあり*)
- 測定項目::
- 粒子径、形状、光線透過度、個数、位置
- 粒子径パラメータ:
- 円相当径(CE)、長軸径、短軸径、周囲長、面積、最大径、球相当体積、繊維長、繊維幅
- 粒子形状パラメータ:
- アスペクト比、円形度、包絡度(周囲長)、伸長率、面積円形度、包絡度(面積)、繊維伸長率、繊維真直度
- 粒子透過率パラメータ:
- 輝度平均値、輝度分散値
- 一体型試料分散ユニットオプション(モフォロギG3SEのみ):
- 完全自動化された乾燥粉末の分散および測定用。 分散圧、注入時間、沈降時間の手動または SOP(標準操作手順)による制御
- イルミネーション:
- 白色 LED:明視野ダイアスコープ・エピスコープ、暗視野エピスコープ
- 検出器:
- 18 MP、4912 x 3684 ピクセルカラー CCD カメラ、ピクセルサイズ 1.25 µm x 1.25 µm
- 光学システム:
- Nikon CFI 60 明視野/暗視野システム
- Lens (and particle size range):
- 2.5x:8.5 µm~1300 µm(公称値)
5x:4.5 µm~520 µm(公称値)
10x:2.5 µm~260 µm(公称値)
20x:1.5 µm~130 µm(公称値)
50x:0.5 µm~50 µm(公称値)
重量と寸法:
- 寸法(W x D x H):
- 810 mm(W)x 520 mm(D)x 685 mm(H)キャリーハンドル付き:1100mm(W)x 520mm(D)x 685mm(H)
- 重量:
- 76 kg(キャリーハンドル付きの場合は 84 kg)
- 電源:
- AC100-240V 50~60Hz(100W 負荷以下)
- 備考:
- * 試料と試料基板に依存します