WROXI-REE校正標準試料
XRFを使用した高精度な希土類元素分析のための合成酸化物設定標準試料
XRFを使用した高精度な希土類元素分析のための合成酸化物設定標準試料
広範囲酸化物-希土類元素(WROXI REE)スイートは、実績のあるWROXIプラットフォームを希土類元素(REE)分析へと拡張するものであり、鉱石や精鉱を対象とした蛍光X線(XRF)分析において、堅牢な校正ソリューションを提供します。
REE分析は、REE鉱石の鉱物組成や含有量の範囲が多様であるうえに、適切な標準物質の入手も限られているため、本質的に複雑なものとなっています。WROXI REEは、安定した品質、最適化された性能、長期的な供給体制を実現する、合成酸化物ベースの設定標準試料を用いることで、これらの課題を克服します。
Malvern PanalyticalのREEターンキーソリューションの一部として、メソッド開発の労力を抑えつつ、正確で説得力のある結果が得られるようになります。
希土類元素は経済的価値が高いものの、その処理には困難が伴います。鉱石中の含有量が一般的に低く、分離に高度な処理を要するためです。REE生産者が機会を捉えながら、採算性の高い抽出も実現するには、高精度な分析が必要となります。
WROXI REEは、高度な分析を可能にするため特別に設計されています。例えば、次のような機能を備えています。
これにより、探査から生産まで一貫した分析が可能になります。
天然素材に由来する従来の認定参照物質(CRM)とは異なり、WROXI REE標準試料は高純度の酸化物から製造されているため、優れた制御性と再現性を備えています。
この合成設計には、次のような利点があります。
この結果、現在において堅牢で、将来の変化にも対応できる校正アプローチを実現しました。
WROXI REEは、REEを含む物質について、現実的かつ多元素にわたる校正を可能にします。以下はその例です。
REEに加え、実際の試料組成を正確に補正するために、主要マトリックス元素と不純物元素(Fe、Si、Ca、Th、Uなど)も組み込まれています。
WROXI REEは、Zetium分光計などの装置における波長分散型蛍光X線(WDXRF)の校正を簡素化し、分析の信頼性を向上させるために設計されています。
主な利点:
これにより、迅速な設定と、日常業務でのより安定した操作が可能になります。
WROXI REEは、Malvern PanalyticalのREEターンキーソリューションに完全統合されており、標準試料、融解、XRF法が1つの検証済みワークフローに組み込まれています。
ソリューションに含まれるものは、以下のとおりです。
これらを組み合わせたアプローチにより、最小限の設定時間で、一貫性のある検証済みの分析性能を発揮できます。
WROXI REE標準試料は、英国ノッティンガムにあるMalvern Panalyticalの施設で、次の国際的に認められた規格に準拠して製造されています。
これにより、追跡可能で再現性があり、監査にも対応できる分析結果が得られます。
WROXI REEは、分析、運用、ビジネスのいずれにおいても高い価値を提供します。
WROXI REEは、WROXIコンセプトの強みと、REEに特化した校正戦略が組み合わされています。将来を見据えた総合ソリューションで、高精度な希土類分析への高まるニーズに対応します。
特長: