ウェブセミナー:はじめての粒子分散

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2019年5月に行われたウェブセミナー「はじめての粒子分散」の録画版です。 

液中分散したスラリーの振る舞いは、含まれる粒子の特性に大きな影響を受けます。本ウェブセミナーでは、両者の関係を基礎から応用まで丁寧に説明します。

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質疑応答

ウェブセミナー中にいただいたご質問と回答をご紹介します。

Q1スラリーの本筋とは異なりますが、ゼータ電位測定を、溶解する粒子の溶媒への分散性・溶解性の評価に使用できないかと思いました。ゼータ電位は溶解のある粒子の継時的な変化の測定並びにフローセルによる循環しての測定は可能なものなのでしょうか?循環可能な場合、溶解の確認として、他の装置(例えば分光光度計による濁度測定など)と組み合わせての使用は可能でしょうか? 
※目的粒子径が数十~数百umのため、光散乱による粒子径測定は難しいかと思い、このような質問になっております。また、溶媒中で粒子がダマとなる場合があり、ダマになりやすい粒子とダマになりにくい粒子の評価に使えればと考えております。
A1ゼータ電位測定については、基本的には静止状態での測定とはなりますが、ポンプなどと接続して測定間でサンプルを移動させつつ測定をしていくことは可能性があるかもしれません。おそらく評価が可能ではないかと思いますが、溶解により散乱強度が大きく変化するというところもございますので、試してみる必要があるかと存じます。

プレゼンター

スペクトリス株式会社 マルバーン・パナリティカル事業部 笹倉大督 Ph.D.

はじめてセミナーは全6種類あります。

はじめてセミナーシリーズは全6セミナーあります。
その他、粉体流動性についてのセミナーもご覧いただけます。

初めてセミナーシリーズ内容
第1回 はじめての粒子計測粒子径の意味や粒子径分布(粒度分布)の見方など、粒子計測の基本中の基本をご説明します。
第2回 はじめての形状分析最終製品の性能にも大きく関わる粒子形状。形状を数値化する方法や形状分析によって見えてくることをご紹介します。
第3回 はじめての粒子分散液中分散したスラリーの振る舞いは、含まれる粒子の特性に大きな影響を受けます。本ウェブセミナーでは、両者の関係を基礎から応用まで丁寧に説明します。
第4回 はじめてのXRDX線回折の測定原理やX線回折でわかることなど、X線回折の基本をご説明します。
第5回 はじめてのXRF・測定前処理(前編)
  • 蛍光X線分析の特徴
  • 試料前処理のテクニック
  • さらなる高精度分析の為に
  • まとめ(前処理)
第6回 はじめてのXRF・測定前処理(後編)
  • 蛍光X線分析の特徴
  • 蛍光X線分析法による誤差
  • まとめ(蛍光X線装置)
粉体流動性シリーズ内容
第1回粉体流動性の測定粉体とは何か?ということから、最新の粉体流動性の測定法についてご紹介しています。
第2回 粉体流動性の測定FT4がどのような測定を提供できるか?をご紹介しています。