概要
実績あるEpsilon 3シリーズのXRF分光計の経験と成功に基づいて設計されたEpsilon 4は、R&Dからプロセス管理の分野でフッ素(F)からアメリシウム(Am)まで元素分析が必要なあらゆる業界に対応する多機能装置です。
最新の励起/検出技術と完成された分析ソフトウェアが融合し、スマートにデザインされたEpsilon 4の分析性能は、強力な床置き型のXRF分光計に匹敵します。
業界エディション
機能
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柔軟な設定: Epsilon 4は、R&Dからプロセス管理の分野で、元素分析(F~Am)用の10ワットバージョンで使用できる高い柔軟性を誇る分析ツールです。 高サンプルスループットや拡張された軽元素機能が必要な場合や、より厳しい環境では、炭素、窒素、酸素も分析できる15ワットバージョンが使用できます。
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最新の開発: Epsilon 4分析装置では、最新の励起および検出技術と先進の分析ソフトウェアが組み合わされています。 高電流(3 mA)の15ワットX線管と最新のシリコンドリフト検出器SDD30の組み合わせ、さらには光学系のコンパクトな設計により、出力50ワットのEDXRFシステムおよびデスクトップタイプWDXRFシステムよりも優れた分析性能を発揮し、優れた出力効率が実現できます。
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高速で高感度: 非常に高い散乱強度を生成する最新のシリコンドリフト検出器を使用して高速測定を実現します。独自の検出器エレクトロニクスにより、線形カウントレート容量を1,500,000 cps (50%の不感時間)以上にして、カウントレートの独立分解能を通常135 eV以上にすることで、スペクトル内の分析ラインを適切に分離することができます。 これにより、Epsilon 4分光計を全出力で実行でき、従来のEDXRFベンチトップ装置よりもサンプルスループットが大幅に向上します。
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ヘリウム消費の削減: 高性能を誇るEpsilon 4は、大気中でのさまざまな用途に使用できるため、ヘリウムや真空システムのメンテナンスにかかる時間が短縮し、コストを削減できます。 空気中で測定する場合、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウムに固有の低エネルギーX線光子は、気圧や温度の変化に敏感です。 内蔵の温度および気圧センサは、これらの環境の変化を補償し、天候にかかわりなく優れた結果を提供します。
Universal and reliable device.
Jakub Nowak — ComerLab Dorota Nowak